舌痛症
舌がヒリヒリ・ピリピリ痛む、このような症状を舌痛症と呼びます。
内科や耳鼻科などを受診すると、気のせい、自律神経失調症、更年期障害などといわれることもあるようです。

舌痛症は1:8と女性に多く、特に40〜50歳の中高年に多く発症します。几帳面、完璧主義的な性格の人に多くみられます。

痛みは食事の時には消失あるいは軽減するのが特徴です。
症状がすすむと一日中痛みや異常感を感じるようになり、生活に支障をきたすようになります。

なかには癌と思いこんでいる方もいらっしゃいます。

日常生活で注意することは、
■香辛料などの刺激の強い食べ物は避ける。
■趣味など何かに打ち込む時間を作る。(舌のことが忘れられるような)
■自分の舌を鏡で見ない
■家庭に医学、舌癌について書いてある本などを読まない

舌痛症は心理的・精神的な要素が大きく関与します。
心気症の一種であるともいわれます。

大学病院の口腔外科に受診してみるのがいいのではないかと思います。
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