歯周病の進行 | |
歯のまわりには、歯を支えるいろんな組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)があります。 歯周病はこれらの組織が細菌に感染して起こります。歯を失う原因の第一位は虫歯ですが、歯周病も虫歯の次に歯を失う原因になっています。特に40歳あたりからこの歯周病に罹患する方が増えてきます。 この歯周病が進行していく様子を順を追って説明していきます。 |
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■歯肉炎 歯の根元のあたりや、歯と歯の間の汚れ(プラーク)がたまり、歯肉が赤くなったり腫れぼったくなったりします。 また、歯肉から血が出たりします。 自覚的は症状はほとんどありません。 この段階ですと、ほとんどの場合、歯磨きだけでも治ります。 |
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■歯周炎 プラークが歯石になり、歯周ポケット(歯と歯肉のすき間)がだんだん深くなってきます。この歯周ポケットに歯石やプラークが入り込みこの中に含まれる細菌が歯槽骨(歯を支えている骨)を次第に溶かすようになります。 できるだけ早期に歯医者さんに受診することをお勧めします。 |
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■重度歯周炎 歯周ポケットがさらに深くなると、ますます歯層骨が溶けて無くなってきて、歯がぐらつき、歯根も見えてきます。 出血や口臭も強くなるときもあります。 歯もグラグラ動いてきて、最終的には抜歯しなければならなくなります。 |
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