歯周ポケット
歯と歯ぐきの境目には浅い溝があり、歯周ポケットと呼ばれています。歯肉溝とも呼ばれています。
この溝の深さは健康な歯肉の場合1〜3oくらい
この溝は歯ぐきの健康を維持するために大事な役割を果たしています。歯周病の進行をくいとめる最初の防波堤になります。

細菌の侵入があると、この溝から白血球などがしみ出てきて細菌群(プラーク)と戦います。この溝の中にしみ出してくる体液のことを歯肉溝浸出液といいます。

最近ではこの歯肉溝浸出液の量や中身を分析して歯周病の進行の度合いを方法の開発されています。

ただ、プラークが多すぎるとこの戦いに負けてポケットの底部が次第に破壊され、歯周ポケットは深くなっていきます。
歯周ポケットが4o以上になってくると歯周病ということになります。
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