特別天然記念物
東根の大けやき
これが日本一の大けやきです。
小田島城跡(南側)
この中の東根小学校の敷地内に大けやきはあります。
右が東根小学校です。大けやきがいかに大きいかがわかると思います。

大正15年10月30日     文部省指定「天然記念物」
                    (当時の法令では内務省」に属した)
昭和32年 9月11日      国の指定「特別天然記念物」となる
                    (国宝と同等の指定)

由来

 現在は東根小学校(山形県東根市)の敷地になっているこの地は、天平2年(1347年)鎌倉の武将、小田島長義が築いた「小田島城」の本丸になっています。
 昔は、「ちち槻」「はは槻」と呼ばれた2株の大けやきがあったそうですが、明治18年に「ちち槻」が枯れてしまい、、現在残っているのは「はは槻」です。「ちち槻」がまだあったころは2株並んで壮観だったろうなと思います。
 根元の周囲は24mで、高さは28mです。樹齢1500年を超えるといわれ、かなりの巨木です。
 幹の基部は洞穴のような空洞となっており、南北に開口して通りぬけができます。小学生の頃この空洞に入って遊んで先生によく叱られました。
 昭和12年9月、大けやきの空洞の中に「久久能神」を奉り、「しめ縄」をはり、「護り神」としていたいわれています。
参考文献: 平成12年度東根小学校 学校経営
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