日本人はいつから歯みがきをしていたか?
古墳時代から歯みがきの習慣があった形跡が残っています。
4〜7世紀頃の人骨の発掘調査で、臼歯の外側の摩耗が発見されました。
これは楊枝や粒の粗い歯磨き粉で歯みがきをしていたことによるとみられます。



「歯みがき」が記録として登場するのは、平安時代に中国医学の知恵を集大成し、天皇に献上された日本最古の医書「醫心方(いしんほう)」。

その中に、口腔衛生のついての記述があり、
・朝夕歯を磨けば虫歯にならない
・食事をしたときはうがいをすれば虫歯にならない
と書かれています
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