噛み癖 (片側咀嚼)
噛み癖というのがあります。
専門的には片側咀嚼といいます。
どうしても、右側だけで噛んでしまう、あるいは左側だけで噛んでしまう・・という癖。

原因として一番考えられるのが虫歯です。
虫歯がある側では痛くて噛めない。あるいは、欠けていたり穴があいていたりして噛みにくいという状態です。
最悪の場合としては歯が抜けて無くなっている場合です。歯が無ければ噛みようがないですからね。

次に考えられるのが歯並びが悪いために噛み合わせがうまくいかないので、噛み合わせのやりやすい側で噛んでしまうというもの。

でも、虫歯も無いし、噛み合わせも問題ないのに片側咀嚼していることも多々あります。
こうなると理屈では説明できないいわゆる文字通りの「噛み癖」なんですね。

ただ、このような癖が長く続くと顎の関節に異常をきたしてきたり、筋肉の発達に左右差が出てきて、顔の形が左右非対称になってくることがあります。極端な場合、顔が曲がってくることもあります。
また、あごが疲れて肩がこったりすることもあります。

虫歯も噛み合わせも問題ないのに片側咀嚼をしている人は意識して左右均等に噛む習慣をつけるようにしましょう。

あとは、当然虫歯は治療しましょう。
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