羽黒山
出羽三山(月山・湯殿山・羽黒山)のひとつ羽黒山は昔から山伏修行の山として有名です。
歴史的な建築物や石碑など数多く残されています。
山頂までの2446段の石段の登山 (山寺の倍以上あります) はお勧め。ちょっと疲れるかもしれませんが。。。

羽黒山随神門
随神門は出羽三山神域の表玄関です。
最初は仁王門として元禄年間の秋田矢島藩主より寄進されましたが、その後、明治の神仏分離により、随神像を祭るようになりました。
須賀の滝(不動の滝)
祓川橋のそばにあり、小さな祠が建っています。
祓川橋
爺杉
樹齢千年といわれる天然記念物です。
五重塔
東北地方では最古の塔です。
平将門の創建で、約600年前に再建されたといわれています。
昭和41年、国宝指定。
高さが29m、三間五層柿葦素木造です。
杉並木と石段  
山麓の隋神門から羽黒山頂に至る2446の石段。
周りには樹齢三百年から五百年といわれる杉並木があり、特別天然記念物に指定されています。
登るのはけっこうキツイです。

石段からの庄内平野のながめ
三神合祭殿  
日本最大の茅葺き屋根の建物といわれています。
「三神」とは、月山、湯殿山、羽黒山神社のこと。
月山や湯殿山神社は、冬には雪のために参拝することができないので、三神をこの羽黒山に集め、季節を問わず参拝できるようにしたものです。
重要文化財。

鏡池
昔から多くの信仰を集めている神秘の池。
この池から、平安・鎌倉、江戸時代中期までの600面もの鏡が発掘され、そのうち190面が重要文化財に指定されています。
この鏡は出羽三山歴史博物館に収蔵されています。
大鐘
建治元年(1275)、鎌倉幕府が元寇の国難除去の祈願で寄進したものといわれています。
重要文化財。
中世以前のものとしては東大寺鐘に次ぐ巨大さで、関東以北では最大の梵鐘。
BACK     TOP