口の中のガン (発生と原因編)
口の中のガン(口腔ガン)は、胃ガンや肺ガンなどに比べれば発生率は低いのですが、それでもガン全体の1〜2%を占めてします。

口腔ガンの初期の症状は粘膜の潰瘍(ただれ)や腫瘤(こぶやはれもの)です。色は赤みがかったり、白かったり、赤みと白の混在であったりします。

ただの口内炎と思って甘く見て見過ごしてしまうことも多いので注意が必要です。

口腔ガンの発生しやすいところは、
1.舌
2.歯肉
3.口腔底
4.ほほの粘膜

の順です。

もっとも発生しやすいのは舌です。
その中でもできやすい場所は舌の横や周囲。
奥歯の虫歯で欠けたところが鋭い刃物のようになって常に舌を機械的に刺激したり、合わなくなった義歯によって舌がつねにこすれるというような刺激を受けやすいところです。

舌ガンの次に多い歯肉ガンですが、奥歯の歯肉にできやすく、上顎よりも下顎によく見られます。

口腔ガンの原因としては、
他の多くのガンと同じように、タバコが大きな要素になります。
なにしろタバコの煙が直接接触して作用するわけですから。

そして、
身体のほかのガンと同じように、早期発見によって完全に治癒することができます。
BACK   TOP