チタンの入れ歯 | |
軽くて強く、耐久性にもすぐれたチタン。 ロケット、航空機等のハイテク分野から、メガネフレームやスポーツ用品など、身近なものにまで用途が広がっています。歯科用金属としても理想の特性をもつチタンですが、量産品と違って患者さん一人一人ピッタリの義歯をつくるためには鋳造工程が必要で、鋳造が難しいチタンの性質がネックとなっていました。 しかし、この技術的な問題も鋳造機や鋳型材の改良で解決。いよいよ本格的なチタン時代が到来しました。 |
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チタンの特長 | |
■やさしい 安定した皮膜におおわれ、金属イオンが溶け出さないチタンは、生体親和性に優れ、害を与えないことが証明されています。 そのため、金属アレルギーなどの心配がありません。 ■おいしい 金属味がほとんどありませんので、義歯使用による味覚に変化が起こりません。 しかも適度な熱伝導性があって、食物の暖かさや冷たさを感じることができます。 ■かるい 比重は一般的に義歯に用いられる金合金の約1/4と軽いのがチタンの特長。重い義歯から患者さんを開放します。 ■薄くできる 義歯(特に上顎口蓋部)が薄く、装着感が良好。舌の動きも自由で発音が明瞭。 ■丈夫 強靭で破損・変形・たわみが少ない。 ■清潔 汚れにくく、清潔。粘膜の炎症や口臭などの問題が起きにくい。 |
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薄い口蓋部 | 部分入れ歯 (左が上顎・右が下顎) |
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