摂食障害(過食症・拒食症)と歯
摂食障害(過食症・拒食症)の症状のひとつに嘔吐があります。

嘔吐を繰り返すと、吐いた物の中には胃酸が多量に混じっています。
この胃酸が歯の表面のエナメル質を溶かしていきます。
そうすると、歯の表面が酸によって溶かされて粗造(ボソボソ)になってきます。また歯と歯の間が広くなってすき間が出来たり、歯の詰め物やかぶせ物が取れたりします。

対策としては、なによりまず吐いたら口を水で良くすすぐということです。
そしてできれば歯を磨きます。(歯みがき剤は付けないで)
そうすることによって歯の表面に付いた胃酸を洗い流すことができます。



嘔吐物が歯をいためるということはあまり知られていない盲点かもしれませんね。 。
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