清涼飲料水の飲みすぎに注意 |
今や日本全国どこにいても清涼飲料水の自動販売機がないところはありません。 スーパーやコンビニでは、お手軽な500ccのペットボトルがたくさん売られています。 いつでもどこでも、簡単に手に入る清涼飲料水、あなたは飲みすぎていませんか。 ■缶コーヒーや炭酸飲料にはおよそ10%の糖分が入っています。これはかなりの量です。一缶(350cc)には約35gの糖分が入っているということになります。角砂糖に換算すると約4個分。スゴイですね。 糖分の取りすぎは肥満を招くだけでなく、体が酸性に傾くことになります。そのため、カルシウムが消費され、不足がちになり、虫歯や骨折、イライラの原因にもなります。 清涼飲料水の甘みは果糖、ブドウ糖、液糖によるものです。これらは異性化液糖と呼ばれるものが多く使用されています。エネルギーは砂糖と同じくらいですのでダイエットにはもちろん不向きです。 ■100%果汁飲料にも落とし穴があります。 100%果汁の8割は輸入の原果汁を使用しています。 また、濃縮還元タイプというのもあります。5分の1に濃縮した原果汁に水を加えて製品にしたものです。原料はやはり輸入に頼っています。これらの材料は、輸出の際の防カビ剤やポストハーベストの問題などが心配です。糖分は虫歯の原因にもなります。 ■スタミナドリンクは医薬品として登録され、それ以外は清涼飲料水として区別されています。 いずれにしても、具体的は効果がはっきりしていません。スタミナドリンクを飲むと元気が出るのは、カフェインの興奮作用によるものです。そして、このスタミナドリンクにもしっかり10%の糖分が入っています。虫歯の原因になります。 ■スポーツ飲料は、子供が発熱した時に脱水予防として勧められることがあります。 糖分は他の清涼飲料水に比べれば少ないとはいえ7%近くも入っています。暑い夏、運動の後にがぶ飲みすると、その糖分で体内の血糖は下がり、食欲低下の原因となります。 もちろん虫歯の原因にもなります。 |
BACK TOP |