リカルデント
オーストラリア・メルボルン大学のエリック・レイノルズ博士は乳製品を多くとる人たちに虫歯が少ないことに注目しました。
そして長年にわたる研究の末、1999年、新成分リカルデント(CPP−ACP)の研究報告を発表しました。

 1%のCPP−ACPの溶液で一日2回洗口することで、エナメル質の脱灰が52%削減できました。また、CPP−ACPを用いることで、プラーク(歯垢)中のカルシウム成分とリン酸塩が増加することがわかりました。それにより、脱灰が防げ、再石灰化も促進されるのではないかとも考えられています。
 CPP−ACPは牛乳からつくられた天然成分に由来しています。

CPP:乳蛋白分解物ペプチド
ACP:非結晶リン酸カルシウム

この2つの成分を複合させたものがCPP−ACPです。
リカルデントはまずガムに配合されて商品化がすすめられています。

キシリトールと並んでこれからの虫歯予防の注目株になりそうです。

 リカルデントガム(スーパーやコンビニで販売)
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