味覚異常
味覚異常は高齢者に多く見られます。
食べ物の味がよくわからない、という症状です。

年齢を重ねることによって腸からの栄養吸収が衰えてきて、身体の中の亜鉛が少なくなってくると味覚異常が発現することがあります
(低亜鉛症)

また、年齢とともに唾液の分泌が減少してくることも味覚を感じにくくなる原因となります。
歯が抜けることによる咀嚼能力の低下も味を感じにくくなる原因になっています。

対策としては、
まず、なんでも好き嫌いなく食べるように心がけ、微量元素、特に亜鉛の欠乏が起こらないように心がけることが重要です。

ちなみに、亜鉛が多く含まれる食べ物としては、
牡蠣、数の子、干し椎茸、チーズ、ホタテ、アワビ、煮干し、湯葉、などがあげられます。
BACK   TOP