福は「ひとくちだね
の字を右上から分解すると、一口田ネ(ひとくちだね)と読めます。
江戸時代、寺子屋の先生は誰もが大好きは福の字をこのように教え、一口の幸せに感謝し、噛みしめ、深く味わって食べるよう、繰り返し説いたそうです。
参考文献: 日歯広報2005年12月号 砂田登志子「幸福は口福から」 
福を「ひとくちだね」と呼ぶのには実はもう一つの話があるようです。

福はひとくちにかかっている。べらべらしゃべっていたら、幸福はこない。
ひとくちの的を得た言葉だけで十分である。
BACK   TOP