ドライマウス (口腔乾燥症)
■ドライマウスとは?

ドライマウス(口腔乾燥症)は、口の中のネバネバ感、喉の渇きが主な症状で、虫歯や歯垢も増加します。口臭の原因にもなります。

日本でのドライマウスの推定人口は800万人ともいわれています。
口の中の乾きの症状が3ヶ月以上続いている人は要注意です。


■原因

近年急増していますが、糖尿病、ストレス、食生活の変化、薬の副作用等が原因といわれています。

高齢者は唾液分泌の能力が落ちてきますので多くみられます。
また、更年期の女性にも多くみられます。

口呼吸も原因のひとつです。(口呼吸をしている人は日本人の約半数という説も)

現代の食生活はファーストフードや噛まなくても飲み込める柔らかい食事が多くなっいます。噛まないことで筋肉が衰え唾液の量も減少します。


■治療法

普段の食生活をファーストフードからよく噛み咀嚼するスローフードへと見直す必要があります。肉や魚、野菜など噛みごたえのある食べ物を食べることが大切です。

レモンなどのすっぱい食べ物も唾液分泌を増加させます。

でも、一番お手軽な治療法としてはガムを噛むことでしょうか。
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